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「たましひの目覚め」を直ちにもたらしうる行事として、伝統的な禊祓の諸習慣がある。その正規の組織的な研修作法が明治期(1906年)に川面凡兒大人により開示され、以後、冬の海と夏の瀧に、毎年7日ないし5日にわたり、公募の講習会が厳修されてきた。戦後、全国の神社などで実践される「みそぎ」にも、その亜流は多くなった。

−記−

禊(みそぎ)は、身(み)と心の執着を削(そ)ぎ、みづからの生命が根源から覚醒(かくせい)される行事です。よって、己が心身の疾患(しっかん)は遂次に解消され、更に、己が世間がいかに栄ゆべきかが会得されてゆきます。

この厳粛なる行事は、太古においては、地上の各民族とも夫々独自に実践され得たと観(み)られるが、現代はわが国の伝統的な生活習慣のうちに多様に残存します。近く1906年、その作法が川面凡児(かわづらぼんじ) 大人(うし)により集大成されました。

この禊の手段は、水注(みそぎ)にて、夏は瀧を浴び、冬は海潮に浸(つ)かります。それぞれ5日間の研修を求めます。また、「桃の禊」(春)と「菊の禊」(秋)には、3日間づつ、清潔な宿のある風光明媚(めいび)な濱辺が随意に選択されました。

終戦後、全国の神社を包括する神社本庁は、その各神職必須の行事としての禊の作法も、当会のそれを摂取することに決めました。然し、その内奥ふかく微妙なる手段が省略される折り、その効果が稀薄(きはく)となりがちです。もっとも、椿大神社(三重県)など、当会の奥義をも尊重する境内瀧行の当日講習で、青い目の参加者をも歓奮(かんぷん)せしめて止まざるものがあり得ます。北米における最新神社(椿分社)の現宮司は、すでにその米国人です。 

わが神道の本質は、「神ながら、ことあげせず」です。物ごとは、夫々、あるべきようにあらしめられてやまず、その「神(かみ)」は、一神・即・多神、汎神・即・理神、アニミズムの精霊(みたま)も含まれ得ます。よって、例えば、ドイツ人ならば、それで大ドイツ文化が成熟されうるので、「全神教趣、大独乙(ドイツ)世界教」と叫ばれ得ます。 いよいよ地上はグローバル化の時勢下、百花爛漫の「八紘為宇(あめのしたをおほひていへとなす)」の実現が期待されるのではないでしょうか。
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太古の岩笛の里 伝統禊ぎ道場・川面流旭会 電話:0494-25-4111 〒368-0055 埼玉県秩父市田村1780-5